題名のない音楽会

「題名のない音楽会」
指揮者のわがまま音楽会
http://www.tv-asahi.co.jp/daimei

2/21(日)あさ9時
テレビ朝日
2/28(日)よる11時
BS朝日再放送

あんなことやこんなこと
…いろんなことを試しました
(*☻-☻*)
よかったらご覧ください(^-^)

席替えでは、初めてティンパニの前で弾いたのですが、

とても面白かったです(ずっとあそこで弾いてみたかった…) いつも指揮者を横から見ているのだけれど、真正面だと見やすかった笑。何より、客席を一望できて壮観。しかし、時差があり戸惑いました。昔、ベルリンフィルをベルリンのフィルハーモニーホールのティンパニのすぐ後ろの席で聞いたことがあるのですが、 絶妙に一瞬早く叩いていて、聞いていて気持ち悪かったけど(笑)、多分客席ではピッタリ⭐️なのだろうなぁと唸りました。。音は空間そのものだし、ホールという楽器をどう鳴らすかはいつも私たちが考えることですが、座る位置によって空間の感じ方や捉え方も違うものだなぁと当たり前のことを思いました。。あと、普段は弦楽器のなかでグループとしての音や調和がまずありきですが、バラバラに座ると、色んな楽器の音がアトランダムに聞こえてきて、室内楽的でしたー。席替えは、みんな嬉々として面白がってやってましたが、実際客席ではどう聞こえていたのか。聞いてみたかったなー。

暗譜に関しては、交響曲全部をやった今、フィガロの結婚序曲は、富士山登山する前の高尾山散歩的な感じです…(-。-;
交響曲のときのあの独特のぐったり感に比べると、みんなやたら笑顔だったなぁ(遠い目) オーケストラ曲の暗譜演奏は、演奏するってどういうことだろう?と改めて考えさせられる体験でした。そして自由とはなんだろう?と。「自由というのは、空に浮かぶ凧のようなもの」という言葉を思い出します。手を離してしまったら、凧は勝手にどこかに飛んでいってしまう。それは本当の自由ではないと。手綱を握っている感じ(凧が高く遠くなればなるほどしっかり)がとても大切なのだけれど、暗譜演奏だと、ふとした瞬間に手を離しそうになる(-。-; 普段は指揮者が大元の手綱を握っているのだけれど、暗譜演奏だと、皆それぞれが手綱を握っている感じ??、、なのかな。暗譜することが目的になってはならなくて、その先にあるものが大切なのだけれど、それには実際に暗譜演奏してみないとわからない笑、、ということで、それを体験できたのは本当に貴重でした。

今日の言葉*

三流は人の話を聞かない。
二流は人の話を聞く。
一流は人の話を聞いて実行する。
超一流は人の話を聞いて工夫する。
羽生善治